嵐活動休止発表から2週間経って思う事

2週間前の出来事が、とてつもなく昔のことに感じられ、あわよくば、脳内で無かったことにしようとしている。

 

というのも、嵐活動休止発表の件だ。(「嵐カツ丼休止」と誤変換するほど未だに動揺している)

 

 

1.突然の報せ

1/27(日)の夕方17:30頃、嵐友からLINEが来た。

「覚悟して、FCサイトの動画みて!」

その友達の助言と、動画のただならぬ空気感…これは、ツライ方の発表だと、すぐにわかった。

 

「2020年12月31日をもって活動休止」

動画を観ながら、涙がポタポタ…

お別れされてる、わたしらファンが嵐からお別れされてるのだ…たぶん。

 

安室ちゃんファンや、滝翼担が辿った道を思い出しながら、自分が通るこれからの道のりに、想いを馳せる。

 

休止の意味がよくわからないまま…

21時からの記者会見って、生中継じゃないんかーい!とツッコミつつも、大人しく待つ。

 

2.記者会見と、その後

そして、22時からやっとテレビで会見の映像が流れ始める…

よく短時間で編集できるな、とテレビマンの仕事っぷりを讃えつつ、大切なところがカットされ、嵐の伝えたい情報が正確に伝わらないのではないかと、少し心配していた。

翔くんは「誤解」をとても嫌う。

だが、それは杞憂に終わり、会見後には、嵐は絶賛されていた。

 

最初こそ物々しい発表ではあったけれど、途中からはいつもの嵐さんのトーク回しで、なんとも温かい会見となっていた。

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「解散ではなく、休止。

いつか復活もあるかも」

 

なるほど…もう見られない訳ではないらしい。

 

先ほど名前を出した先輩ヲタの方々、もう推しに会えないわけでもないのに、大げさに騒いでしまって申し訳ありません m(__)m

私なぞ、まだまだ傷は浅い。

 

とはいえ、2年後お休みに入って、嵐ゴトがなくなる事実をどう受け止めたら良いのか。

毎週木曜と土曜の楽しみであった冠バラエティー番組がなくなったり、新しい楽曲がもう出なかったり、もう音楽番組にも出ないのか…なんて悶々とし、その晩は、まーよく寝られなかった。

 

まどろみの中で「全部夢ならいいのに」と思いながら目が覚めたことを覚えている。

 

残念ながらすべて現実に起こっていて、翌朝はテレビも新聞もえらい騒ぎだった。

私はそっとテレビを消し、結局、新聞はひとつも買わなかった。

それは月曜の朝の事で…

 

ショックで会社を休もうかどうか、ギリギリまで考えて判断した。

体調がすぐれないまま仕事して、何かやらかして、周りに迷惑をかけるのを思うと、それはそれで申し訳ないからだ。

でも、仕事に行ってみた。大丈夫だった。

まずその件でいじってくる人は、いなかったので、周りの優しさに、ただただ感謝した。

さらにその日の私は、たぶんいつも以上に、いい仕事ができた。(と思う)

 

嵐さんの会見は、全方位への気配りがあり、わかりやすく、笑顔もあり、とても素敵だった。

 

ある記者の方の「無責任」「大野さん一人が悪者にされる」発言には、あの瞬間みんな「悪意」を感じたことは間違いない。

そんなピンチも、翔くんとニノが鮮やかに返り討ちにしていた。さすがの頭の回転の速さで、大野くんをかばっているのが見てとれて、キュンとした。

彼らは柔らかな対応の中にも、芯の通った強さがある。例えていうなら「Cool & Soul 」の気概が、胸にそっと潜んでいるのが見えた。

 

翌日のzeroでの「あの質問のおかげで熱を乗せてお伝えできた」という、櫻井キャスターの完璧なコメントで、彼の「人としてのレベルの高さ」を、世間に知らしめたように感じた。

自担贔屓が相変わらずで申し訳ないが、世界中が翔くんを好きになるんじゃ無いかとさえ思った。

 

また「休止は5人で決めたこと」…の前では、私ら嵐ファンは、その尊さにひれ伏すしかない。嵐の「5人でひとつ」の法則の美しさは、昔から、言葉にして言い表せられないものの一つだ。

 

3.リーダーの夏休み

自由人である大野くんが、今まで嵐を続けていたのも、相当な努力だったろう。

右脳で考える感覚人間、つまり天才である大野くんは好きなことをずーっとしたいだろうし、好きじゃないことも多いだろう日々の仕事を、どれだけ我慢してやっているか、なんとなく想像がついていた。

だから、あと2年後といっても、まだまだ先であり、言い出してから休止までを入れたら5年かな?そんなに長く頑張ってくれてること自体、感謝すべき…と思っていたら、ジャニーさんから20年以上頑張ってくれたことへの感謝のコメントがきてた 笑

そっかJr.の頃から数えなきゃだよね、とその長い年月を気の毒にも感じた。

「大野くんの夏休み」存分に満喫してほしいと願わずにいられない。

 

また、昨年11月札幌での5×20ツアーの時に、大野くんは「僕のファンの人は、僕より僕のことをわかってくれている」と、何か言葉を噛みしめるように言っていた。その時、意味がわからなかったけれど、もしかすると大野担には、もっと早くから違う風景が見えていたのかもしれないな、とも感じた。

 

4.休止のタイミング

休止の時期も、2020年東京オリンピックが終わり、新国立競技場でコンサートできるかどうか…は別として、また国立で会おうという、嵐フェス'13での約束を忘れていないであろうタイミングの選び方にも、嵐からファンへの愛を感じずにいられなかった。

 

演出家である潤くんも、嵐という大きなプロジェクトを伝説的に高めた状態で止めるのに、これ以上のタイミングは無いと判断されたんだろうな…何年間も「前年を超えなければならないプレッシャー」をかかえてやってこられて、お疲れ様でしたとしか言えない。

 

 

5.これまでの話し合いの期間を、思う

大野くんがやめたいと言ってから、この休止発表までの嵐内での話し合いのことを、思う。

2017.6.16から2019.1.27まで隠してきて、嵐さんは精神的にキツかったのではないだろうか。

 

今なら、にのあいが1年前の正月に、二人で車の中で「season」聞いてしんみりしたエピの真相も意味もわかる。

 

嵐は、いつものツアーを2年、いつも通りの時期にいつもの場所でやっていた。だから、私たちファンは、この「いつも」がもうしばらくは続くはずと、油断していた。

そんな私たちの喜ぶ顔をツアーで見てきた彼らの気持ちは、どんな風に切なかっただろう?

今となると、確かに違和感を感じる挨拶や演出があったようにも、思ったりもする。

 

そして彼らはこの問題に対して、しっかりと練られた答えを、FC会員に一番に発表してくれた。どれだけファンのことを思ってくれているか、大切にしてくれているか。ちゃんと受け止めたい。

 

6.ある櫻井担の個人的な見解

櫻井担の視線でいうと、翔くんは最後まで大野くんの気持ちが戻ってくるよう、努力してくれていたんじゃないかな、と思っている。

そういう意図があったかはわからないけれど、翔くんは大野くんに「グレイテスト・ショーマン、リーダー好きだと思うよ」と映画をおすすめし、そしたら案の定、大野くんはハマって、お正月に十回以上、観ていたらしい。

私も、華やかで楽しいショーのシーンが大好きで、ダンスが大野くんっぽいなと思っていた。

だからといって、休止の決定が覆ることはなかったけれど…

翔くんに対して、私は「嵐のためにギリギリまで頑張ってくれてありがとう。これから、嵐にも翔くんにもより良い未来があるよう応援してるよ」って、気持ちでいるし、「嵐を宝箱に閉じこめたい」といった翔くんの嵐への強い想いを、これからも大切に見守っていきたい。

 

正直言うと、櫻井担はzeroで直接の説明と、2年後以降の個人での芸能界でのお仕事への意欲をみせてもらえているので、そこの部分で安心したところは大きい。

でも他担の方の気持ちを考えると、それを喜ぶのは、なんだか違う気がしている。

 

とはいえ嵐沼に堕ちてから、いやその前から、嵐5人の醸し出す空気感や、嵐の曲は、ずっと私の心の支えだった。

辛いとき、あの平和で幸せな世界に、何度助けられたことか…

 

翔くんが何かの時に「スケスケ衣装で還暦にA・RA・SHIを踊りたい」と言ってた言葉を、未だに信じてる。

 

悲観的なことを言えば、そうやってもし復活したとしても、自分が生きてると限らない。

大好きだったマニアックなコンセプトツアーも「untitled」が最後だったんだろーな、とか、今日が5人に会える最後なのかなと思って入るコンサートの日はツライな、とか…やっぱり寂しいものは寂しい。

 

会見の登場時に使った「ワイルドアットハート」や、今回のアニバーサリーツアーで嵐がみんなで作詞した「5×20」、その後のMステで歌った「君のうた」「感謝カンゲキ雨嵐」の歌詞を、そっと受け止めながら、そしてたまに「Still」聞いて涙にくれながら、とある一人の嵐担は、今を生きている。

 

(しかし、封印するには惜しい名曲が多すぎる…メンバー減っても乗り越えてやってるグループがたくさんあるがそれはそれで尊敬してしまう)

 

 

7.また会えたなら…

先日のMステで、涙を隠して笑っていてくれた嵐さんのためにも、次会える時まで、また、会う時には、こちらも笑顔でいたい(理想)

 

アンドモア…皆さんと嵐さんと私の、良い思い出が、一つでも多く増えますように。

そして来月、皆さんと私のスマホに当選メールしか届きませんように。

 

心から祈っております。